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過去の展示

特別展
ケ・ブランリー美術館仮面展
本展覧ではアフリカ、アジア、アメリカ、オセアニアの四大陸における代表的な仮面100点を展示しています。この中には歴史の古いものもあれば、近現代になって制作された仮面もあり、仮面が四大陸の伝統社会において古くから継続的に使用され、且つ貴重な存在とされてきたことがうかがえます。

仮面は芝居やパフォーマンスにおいて重要な役割を果たします。仮面は役者の顔と同じように豊かで多様な表情を持ち、役者は仮面を付けながらも喜びや怒り、悲しみ、静寂など心の起伏を表現することができ、観客の共鳴を誘います。また、仮面は祭典や儀式でも見られ、その絢爛な色彩や巧みな造形を通じ、パフォーマーの動きや踊りに合わせ、喜びや幻想的なムードを醸し出します。

仮面は芝居にとどまらず、一部の地域の文化においては、社会や政治との結びつきが強いものもあります。このほか、地域の混乱を収めたり、秩序の維持や正義を果たすなどの機能を持つ仮面や、死後の世界で仲立ちの役割を担うものまであります。人類が大自然の荒々しい力を鎮め、大自然との平和的共存を図ろうとするときも、仮面は交信の媒介役となり、制御し難い未知の力と対話します。仮面はまた、多くの民族の中で霊力を秘めた神聖な器物であると見なされ、医療の儀式では意思疎通の霊物として、人類の病を癒すものであると信じられてきました。

本展覧では、世界各地の文化を探索しながら、各民族が様々な造形の仮面を通して神々への祈りや霊魂の姿を形にし、いかに超自然的存在との対話を繰り広げてきたかを知ることができるでしょう。
関連情報
  • イベント日 2019-11-15~2020-03-01
  • 場所 1F S101
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