2013年7月から2016年1月まで、南院処は嘉義県朴子市祥和郵便局を南部院区臨時事務室として賃借し、併せて南部院区図書室を成立させました。スペースの制限上、南院図書中文館は本院から南部院区に移された図書を保存する部屋であり、ボランティアや同僚が使用するために開放され、併せて図書館移転方式により南部院区図書室の資料が本院の同僚に提供され、南北図書館蔵書の相互貸し出しを実現し、同時に、図書館のハードウェアに関する設備購入を開始しました。
2016年、南部院区の館舎建築が完了し、台北本院に一時保存されていた南部院区図書室の保管資料が南部院区資料センターに移され、併せて資料センター運営に必要な関連設備が完成しました。
図書館の蔵書を構築するため、学芸員の推薦により、毎年系統的に南部院区の展覧の性質に合わせた世界各国の博物館が発行した展覧図録や図書資料が収集、保存され、南部院区図書館は充実し、国内におけるアジア芸術文化研究の資料センターとして発展しました。2014年、新たに設けられた嘉義発展史展示ホールの需要を満たすため、蔵書資料はアジア芸術文化方面の学術図書の他、台湾の歴史地理に関する中核的なコレクションを開始し、現在各タイプの蔵書数は16,000冊を超えています。