常設展
神仙ユニット、降臨――芸術の中に見る仙仏群像 (人気国宝展2026-IV)
伝統的な図像には、八仙、福・禄・寿の三神、和合二仙(寒山拾得)、菩薩、羅漢など、よく知られた神仏や仙人たちが、さまざまな組み合わせで登場します。こうした群像は、古くから人々の信仰や願いを託され、安らぎを与えてきました。
では、彼らはどのようにして一つの「ユニット」となったのでしょうか。本展で紹介する神仏や仙人の中には、その名称や概念の起源が先秦や漢の時代にまで遡るものもあれば、長い歴史の中で顔ぶれが入れ替わり、新たな神々が加わって、大きな「グループ」へと発展したものもあります。特に明清時代には、吉祥や長寿を題材とする作品が好まれたため、作者たちは豊かな想像力を働かせ、従来の図像に新たな物語や工夫を加えました。
本展では絵画をはじめ、竹や漆、象牙、磁器、玉など多様な素材による作品を通して、人々の心の支えとなってきた仙仏群像の魅力をご紹介し、彼らの「デビュー」までの物語をたどります。