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特別展覧

肉形石
肉形石
展覧日時:特別展 2016/10/04~ 2017/10/08
展示室: S204
展覧の説明

 

展覧の説明

肉形石(にくがたいし)は国立故宮博物院で最も人気のある文物の一つです。素材は玉髄類の碧玉で、石が形成される過程でいくつもの層が重なり色合いのある縞模様が生まれました。自然原石のままの肉部分と無数の穴を開け染色された上部の皮部分との自然と人工の絶妙な組み合わせが見事です。

 冷たく硬い石を柔らかくとろけるような「東坡肉(トンポーロウ、豚の角煮)」に変えてしまうという工匠の巧みな思いつきです。北宋の文学者、蘇軾は黄州に左遷されていた時に「豚肉頌」の中で「肉が煮えるのを自然に任せるのだ。煮上がった時、それは自ずと輝き出す... ... ああ満腹で満ち足りている」と詠みました。また別の宋人は「芭蕉の葉に包んで蒸し、火が通ったら酒をふりかける。黄金色の照りといい、箸がふるえる柔らかさ」と豚肉を調理する詩を残しています。

 「肉形石」は中国人の玉文化だけでなく、食文化の特色をも表しています。「この世の美しい物が、私を食いしん坊にしたのだ。」と蘇軾が言うのも無理はありません。

 どうです?この石を見るとお腹がすいてきませんか?

 

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